2011年06月11日

救命講習

冒険遊び場は子供達が自由に自然の中で遊べるところ。
自己責任で、私達山守は怪我に責任を負わない事を了承してもらっている。
だから何かあっても責任は問われないけれど

でも、何か会った時には出来る事が多い方がいい。
適切な判断もしたい。
救急車ってどこのラインで呼ぶ?それも聞きたい。


そんな訳で、市内各地の消防署で行 われている救命講習に 参加してきました。

冒険遊び場の山守メンバー3人で。



3人とも何年か前に同じ講習を受けていますが
忘れかけていた事も多く、新しいAED(電気ショックの機械)
の扱い方が分かり実り多いものでした。



意識がなければすぐ119番!
(119番は危ういと思ったら電話していいそう。でもタクシー代わりにつかわないでね。って言う事でした)
電話に人が出たら落ち着いて状況を伝える。落ち着いてね。

ここまで出来れば救急の方に電話でするべき事を教えてもらえますので
まずここまでをする!


道端や、電車など人が多い所で、そうゆう人をみた場合、分かっていても
行動しない人が多いので 「一歩を踏み出す勇気を!」
と、教えてくれた消防のおじさんが言っていました。


・・・ほんとそうですね。誰かがやってくれるって思ったり、なんとなく責任を負いたくなかったり
そんな心境が働くんだろうな。
でも、誰もいなかったらやろう。 じゃなくて、みんなでやろうって一歩を踏み出せる人でいたいな。





知ってるような気もするけどうる覚えだった事。

脳に血液がいかなくなってから4分で脳の細胞は死んでいくそうです。
それがあった場合、脳梗塞のように使えない機能が出てきます。
なので呼吸がない事を確認したら、とにかく心臓マッサージで血液を送る事が大事。

救急車が来るまで平均8分だからその間がんばってね。という事です。


そんなんで
私達は心臓マッサージや人工呼吸、AEDの扱いを覚えてきました。
血が出ている場合は
感染症の危険が考えられるので
触らないようにハンカチや布で抑える事、 マッサージをする手はビニール袋をかぶせる
といい。

人工呼吸はやはり感染症のリスクからしないでもいい。
→肺もマッサージしているので空気は入ってくるし、心臓が動き出せば
呼吸も始まるので人工呼吸は省いてもいい。それより心臓マッサージを
ずっと続ける事だそうです。




・・・なんだか私達が前に講習を受けた時から考え方が新しくなってるぞ。





AEDは心臓が止まっている時に電気ショックをかける機械。
電源を押すだけで、やる事を全部音声で教えてくれるので
その通りしていけば大丈夫!

パットを貼ってくださいって言われると
パットにはどこの貼るのか分かりやすい絵がかいてあるし間違えようがない。

そして、パットを貼ると自動的に心電図をとって、必要なら電気ショック、
必要なければ必要ないと言ってくれるすぐれものでした。



なんとなく触った事のない機械は「触りたくない」と思いがちだけれども
誰でも出来る!と分かり安心しました。



色々知れて良かったけれど

なにより何事もないのが一番だな。その為にみんな努力してるんだよね。


こうゆう非日常を身近に感じると
今生きてる フツー っていうのがすっごく幸せなんだって思います。



そう言えば今日の朝は ジャンジャン降りで冒険遊び場がお休みでした。
明日晴れますように☆


  


Posted by やっつん at 18:27Comments(0)